とくめいおえかき

Anonymous Drawing

とくめいおえかきは、インターネット上の「匿名性」を考えるための造形ワークショップである。会ったことがない人同士が、大きな障子紙の両側に別々に集合し、匿名の状態で一緒に絵を描く。障子紙にインクが滲むことで、お互いに姿が見えない状態で紙の両側から同時に絵を描くことができる。制作が終わった後に反対側の参加者と対面し、「匿名だった人」と直接会う体験をする。
子どもがインターネットに触れる機会にありふれている現代では、ゲームやチャットなどで匿名な相手に対する関わることが多々ある。実態の掴みにくいインターネット上のコミュニケーションを体感的に学ぶ機会を作る必要性を感じ、このワークショップを開発した。特に、相手の絵を塗り潰す行為など攻撃的な行為をしてしまった後に、相手と対面してその時の感想を共有することが重要である。
共同開発者:工藤 恵美(コココ)
ワークショップの開催歴
2019年8月22日 イアマスこどもだいがく|情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 
2019年11月17日 こどもICT講座 アイ手ープロジェクト 情報であそんでみよう!|大垣市情報工房

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